バレーボールでベナン人と交流

Twitter Facebook はてなブックマーク Yahoo!ブックマーク livedoor メール

 ベナンで盛んなスポーツといえば、やはりサッカー。休日になると、学校のグランドや道端で、必ず子どもたちがサッカーをやっている。高校生や大人たちも、やはりサッカーが大好きだ。ベナン人の男性は基本的に体を動かすことが好きなようで(女性で運動をしている人は少ない)、休日になると早朝からサッカー以外にもいろいろなスポーツをして楽しんでいる。バスケットボール、ハンドボール、テニス...。その中にバレーボールをやっている人たちがいた。

 ベナンでは、バレーボールはマイナースポーツで、やっているところをあまり見かけることはないが、たまたま家の近くにバレーコートがあった。コートといってもコンクリートのコートだが...(ちなみにベナン国内には体育館が2つしかないらしい)。
 私自身、日本で長年バレーボールをやってきたので、ベナンのバレーボールには興味があった。久しぶりに体を動かしたいと思い、土曜日の早朝にバレー好きなベナン人が集まってゲームをやっていたので、そこに入れてもらった。
 技術的なレベルはそれほど高くないが(日本の中学生ぐらい)、個人の身体能力の高さには驚かされる。瞬時の反応の速さは到底かなわない。足が出たり、頭が出たりするあたり、さすがサッカーが盛んな国である。

 昨年の年末には、ポルトノボ(首都)でバレーボールの大会が開かれた。大会の初日に、突然私も高校生のチームに入って試合に出ることになり、観客の男の子が着ていたTシャツを借りて試合に出た。日本人が試合に出るということで、観客も「ジャポネ、ジャポネ」と盛り上がってくれた。
 大会は順調に勝ち上がり、準決勝からはユニフォームも用意され、決勝まで勝ち進むことができた。決勝の相手は体育大学のバレーボールチームだったがそれほど苦戦することもなく、セットカウント3‐0で優勝することができた。

 普段は思っていることがなかなか話せず歯がゆい思いをすることが多いが、バレーボールをやっているときはそんなことをまったく感じない。言葉が上手く話せなくても、お互いに通じ合えるということを身をもって体験した。ベナンに来て、あらためてスポーツのすばらしさを実感している。

【写真】

決勝戦の前のセレモニーでバレーボール協会の人たちと選手が握手をしているところ。こういうセレモニーは、ベナン人は大好きなようだ

【写真】

決勝戦前の記念撮影。ユニフォームの左胸には国旗が刺繍されており、背中には「BENIN」とプリントされていて、まるでベナン代表チームのユニフォーム

【写真】

試合開始前の様子。コンクリートのコートなので、気をつけてプレーしないとすぐに大けがになってしまう


【写真】

見事優勝を果たし、優勝カップを持ってチームメイトと記念撮影

Twitter Facebook はてなブックマーク Yahoo!ブックマーク livedoor メール