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言葉が、変えていくこと

私は政府の子ども保護センターに配属されている。 両親が亡くなってしまったり、虐待から逃げてきたり、迷子になったりした、4歳から18歳までの35人前後の子どもが一緒に生活している。 政府の予算不足のため、子どもたちの食事がなかったり、服がぼろぼろだったり、さらには少ない物資さえ盗まれたり。 日本にいたころから想像していたように、「モノ」は圧倒的に不足していた。 しかし、足りないと感じたのはモノだけではなかった。 子どもを育てる「言葉」を聞くことがほとんど無かった。 よく聞く言葉は決まっていた。 「お前、俺を挑発してるんだな??」 「あいつは何も知らない、ばかなんだよ」 10歳にも満たない子どもたちが、こうしたことを平気で言う。 一方で、どんなに耳を澄ませても感謝の...

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