ジュバでの健康管理
南スーダンの主要都市ジュバは、世界一貧しいところで、世界一物価が高いと言われています。この町で就職している人のほとんどは、外国人です。建築・工事会社、援助団体、NGOで働く人も外国人が多く、スーダン人は、いまだに就職できないのが現状です。スーダン人が何とか早期に就職でき、少しでも貧しい生活から解放されることを願い、我々の基礎的技能・職業訓練強化プロジェクトが実施されています。マーケットを見ても、食料品のほとんどは、輸入品で、近隣のウガンダから運ばれて来ます。物価について、ガソリンの値段を例に取ると、1リットル当たり5スーダン・ポンド(約270円)になります。宿泊するホテルの料金は、1泊朝食つきで、約16,000円という高さです。
前置きが長くなりましたが、そんなジュバという町で、どのような生活をしているのかを紹介しましょう。私自身、毎日、規則的な生活を心がけています。早寝早起きをし、食事をしっかり取ります。朝は通常、5:30に起きます。しかし、7~8月には、7時ごろが日の出時間なので、まだ暗く、外出するには不向きなため、最初に、メールをチェックします。この時間帯は、インターネットを利用している人が少ないので、比較的早くメールが表示されます。6時50分になると、もう明るいので、ジョギングに出発します。私が宿泊しているホテルから職場である職業訓練センターまでの1.5km程度の距離をゆっくり往復します。日中は気温が、32℃ぐらいになるのですが、朝は、24℃程度なので気持ちよく、汗をかくことができます。部屋に戻り、シャワーを浴びると、きょうもがんばろうという気持ちになります。朝食後、雨が降っていなければ、歩いて職場まで行きます。歩いていると、職場の近くにある小学校に通う生徒に追い越されたりします。私は、歩くのが早いほうだと思っていたのですが、小学生に負けてしまいました。歩いていると、小学校の朝礼風景、まわりの人々の生活に触れることができます。職場からの帰りも、なるべく歩くように心がけています。
そして週末は、ハッシュ(Hash)に参加しています。ハッシュとは、一緒に走ったり、歩いたりして汗を流し、そのあと、おいしいビールを飲もうという気持ちを持った人の集まりで、援助団体、国連、その他の多くの人が集まっています。毎週、土曜日の17時30分から30~40分ぐらい走ったり、歩いたりします。ある援助団体の人が、マーケットで写真を撮っていて、逮捕されそうになった、などという情報の交換の場でもあり、なるべく参加するようにしています。
こういう特殊な環境下で生活しているので、体を動かし、現地の視点に立った活動を心がけ、身体的・精神的に健康を維持するように努めています。

Hashメンバーとともに。写真右端が筆者

皆で爽やかな汗を流した後の一杯は格別

ランニングに出発する前のHashメンバー

ランニング後のHashメンバー