国際協力の現場から
私は2回目のシニア海外ボランティア(SV)として常夏の国ドミニカ共和国で、上下水道公社の水道料金回収率向上プロジェクトの支援活動を行いました。2007年7月より活動を開始し、5カ月間で回収率が4パーセント向上し、日本円で6千万円もの収入改善ができました。
さて、今回お伝えすることは本来のSV活動とは直接関係はありませんが、8時から15時までの勤務後、健康管理のために毎日約1時間の散歩の時間を活用して行った「公園のごみ拾い」のボランティア活動について皆さんに紹介させて頂きます。
私が活動していたサンティアゴ市は冬でも朝が22度程度ですが、日中は暑い常夏の気候になります。そして、夕方の散歩時に市の中心にある記念公園(モニュメント)や市役所裏の公園で、腰を屈めたり伸ばしたりしてごみ拾いをしました。この美化活動を1回目のSV参加時とあわせて約2年半続けました
この活動が新聞に2回紹介されました。最初は市民の方が私の活動を見て新聞に投稿されたようで、その投稿記事を見せてくれました。「公園が美しくなり、ありがとう」といった内容ですが、残念ながら日本人ではなく韓国人という表現になっていました。その後市民の方から尋ねられるたびに、私は「日本人です」と説明しました。
2度目は新聞記者が私のゴミ拾いの活動現場を見つけ、直接取材の申し出がありました。私は、日本人であり、JICAの派遣でボランティア活動をしていると説明したところ、記者からは「活動の趣旨がすばらしい」と言われました。私は、「公園がゴミで汚い。しつけが不足しており、しつけ教育が必要」と説明。最後に、「市民の憩いの場を美しくしたいので、この活動をしている」と結びました。
翌日、「日本人ボランティアが市の美化の支援をしている」と題して新聞に掲載されました。その後も活動を継続しておりましたが、テレビ局から2回の出演要請あり、私はテレビを通して、生活環境の改善と美化活動、しつけの重要性を伝える機会を得ました。
先日はサンティアゴ市長から名誉市民の表彰を賜り、日本人の代表として光栄であり忘れられない思い出となりました。その時の写真を紹介します。

サンティアゴ市長から名誉市民の表彰

大きく紹介された記事(全国紙)

モニュメント公園でのごみ拾いボランティア

美しくなった市役所裏の公園