ホットレディって?

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 日曜日のお昼過ぎ、通りに響く「ホットレディー!!」という掛け声。声の主のおじさんは赤いバケツを抱えて住宅街をそぞろ歩きます。バケツの中には、うずらの卵ほどの大きさの黒いカタマリが見え隠れしています。どうやら、それが「ホットレディ」なるもので、おじさんはそれを売って歩いている様子。しかし、ホットレディとは一体何なのでしょうか!?
 黒いカタマリは不揃いで見たことのない形。貝なのか?キノコなのか?いずれにしても食べ物のようです。一袋(約30個入り)を1ECドル(約40円)で買って受け取り、においを嗅いで見ると、なんとなく覚えのある香り。この香りは......栗です!日本の栗とは少し形が違いますが、艶のある黒くて硬い殻と薄皮に包まれているところは栗そっくり。おそるおそる食べてみると、塩茹でされていてかなりしょっぱいものの、栗の味がします。
 実はホットレディの正体は、西インド諸島原産の「ブレッドナッツ」という木の実。栗とよく似た味がしますが、調べてみるとブナ科の栗と違って、ブレッドナッツはクワ科の植物。しかし、なぜホットレディと呼ばれているかは不明。売っているおじさんも名前の経緯については知らないようです。ホットレディは、ビールとの相性がよく、お気に入りのおつまみです。

【写真】

筆者のお気に入りのおつまみ、ホットレディ 

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