「中米広域防災能力強化プロジェクト"BOSAI"」の活動報告より(2)-技術協力のポイント(トレス・ヘルマナス村の防災活動から)-
(1)からの続き 専門家(教える側)とコミュニティーの人たち(教えられる側)の関係以前に、防災に対峙(たいじ)する人間同士の連帯感の醸成が、技術協力の成果にとって極めて重要であり、技術的な方法論のみに偏りがちな傾向を反省する必要があると思われた。これを気づかせてくれたエピソードを紹介する。 ◇ ◇ 2009年10月6日にトレス・ヘルマナス村において、専門家(筆者)は雨量の観測に関するワークショップを開催した。その村はパナマ市から西へ国道を1時間走り、田舎道に入ってからさらに1時間30分ほどで到着する。雨季には車が入れず、馬による交通となる。ワークショップの対象コミュニティーはその村のみであったが、近隣の3つのコミュニティーからもリーダー格の人が出席していた。...
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