プレイボール in 東ティモール
東ティモールといえば、まだまだ「紛争」「PKO」といったイメージの強い国ですが、現在治安は安定しており、"Goodbye Conflict, Welcome Development"の掛け声のもと、徐々に発展が加速しつつある若い国です。
そんな中、私はJICAの職員として家族連れで東ティモール事務所にて勤務しているのですが、意外に困るのは休日の過ごし方。映画館もないこの小さな島国でいかに休日を楽しく過ごすかは、精神衛生上も大変重要な課題です。
そこで、在東ティモール日本大使館の皆様の協力を得て、東ティモールで恐らく初めてのソフトボールチーム、その名も「侍ワニーズ」を結成し、日曜日は草ソフトボールで汗を流しています。
ティモール島はワニの化身だという東ティモールの伝説にあやかって、我らが「ワニーズ」を結成したのは2008年11月のことでした。
とはいえ、道具はグローブとバット、ホームベースだけ。当初はメンバーもグラウンドもはっきりしない状態でのスタート。さらに、せっかく見つけたグラウンドも、豪雨による土砂崩れで行けなくなったり、練習参加者がたったの3~4名(廃部寸前!?)だったりと苦難の連続・・・・・・。しかし、半年も経ったころには、メンバーも増えて紅白戦が開催できるほどになりました。
実はこのソフトボール、ちょこちょこティモール人も参加しています。
東ティモールで一番人気のあるスポーツはサッカー。ということで先日のワールドカップも大盛り上がりでしたが、野球は認知度がとても低く、全く人気がありません。
しかし、毎週グラウンドで白い玉に向かって棒を振り回す変な日本人たちに興味を持ったのか、近所の子供たちが参加したり、友人のティモール人が参加したりと、少数ですがティモール人たちがチームで活躍しています。
最初はバットを縦に持ったり、ゴルフの構えのように持ったり、ホームベースの上に立って構えたり、後続打者が打っても一塁でニコニコ待っていたりと、ハプニングが連続! しかし投石で鍛えた(?)強肩で送球は誰にも負けません。
いつか、ティモール人によるソフトボールチームや野球チームと対戦できる日がくることも夢見つつ、毎週一緒に汗を流しています。
ワニーズは毎週日曜日に練習をしています。8歳から67歳まで、老若男女、古今東西誰でも参加して楽しめるのがウリです。みなさんも東ティモールに来る機会があれば、一緒に汗を流しませんか?

まずはラジオ体操から

目指せ未来のイチロー

ユニフォームも作りました

日本-ティモール混成チーム