人々の心に自然を残すこと
インドネシアと言えば赤道直下の暑い国。そんな熱帯の国にも、「こんな涼しいところがあるんだねえ」と皆が口を揃える場所があります。私の任地、グデ・パンランゴ国立公園です。 この公園はグデ山とパングランゴ山という2つの3000m級の山とその周囲に広がる原生林を保全する目的で1980年に設立された、インドネシアで最初の国立公園の1つです。首都ジャカルタからは車で2時間ちょっと、比較的アクセスの良い公園といえます。 高いところを目指したくなるのは人間の習性なのか。訪れる人の約半数は公園の真ん中にそびえる山々を目指します。それら登山者の8割以上が10代後半から20代の若者で、ジャカルタなどの都市部からやってくる大学生や社会人が中心です。近年の健康・自然回帰志向のおかげ...
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