キルギスの作業療法事情&カウンターパートについて
キルギスでは作業療法士のことを「テゥルダテラペフト」といいます。
しかし、この言葉は「テゥルダ」=「作業」、「テラペフト」=「内科医」という言葉を組み合わせたものなので、知らない人からは「内科医」と思われ、少し知っている人(病院関係者)からは「手作業(手工芸)をする人」みたいなイメージをもたれていて、いまひとつのネーミングです。日本でも知らない人は多いんですが。
しかも、キルギス国内では作業療法士についての養成校は無く、もちろん法律や職業規律などもありません。だから、病院や施設で働いている作業療法士は、海外でのセミナーやヨーロッパやロシア(スウェーデンが多いらしい)の医療機関がキルギスに来て行なうセミナーを受講した人や、その人たちから誘われてなんとなく作業療法士として働いている人がほとんどです。そのため職業意識が低いし、給料も低い...。
このような状況の中、幸い私のカウンターパート(同僚作業療法士)は、作業療法についてとても意欲的に勉強をした人のようで、医科大学を卒業の後、イギリス、香港で作業療法の研修を受けた人です。
しかし、私の活動先のリハビリセンターではうまくいかず、ビシュケクにある子ども総合病院の中に、作業療法室を自分で開設してしまいました!!! そのため、現在は週に1回しかリハビリセンターで働いていません。だから、現在私は、週に一回、活動先のリハビリセンターとは別に、その子ども病院で手伝いをしています。
カウンターパートは、他人に対して厳しく、自分の中にプライドを強く持っている人です。しかしそれも仕事に熱心な中で生まれているもののようで、付き合い方はコツがいるし、ため息が出ることも多いんですが、私がやったことを自分でも意欲的に試そうとする、なかなかにくめない人です。
泣き言もたくさんありますが、子ども達はメチャメチャ可愛いので、毎日救われています。

わたしの働くリハビリセンター

リハビリセンターの子ども達(食後の体操の様子)

カウンターパートの働いている様子

現在のビシュケクの町