マルシュルートカ

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 今日はキルギスの首都、ビシュケク市内を縦横無尽に走る「マルシュルートカ(マルシュ)」について紹介します。マルシュルートカは乗り合いのミニバスで、大きめのワンボックスカーが市内のルートをくまなく走り、トロリーバスと並んでビシュケク市民の通勤・通学・生活の足となっています。

 さて、まずは行き先を決めましょう。各マルシュには番号がついていて、その番号ごとに走るルートが決まっています。マルシュのルート地図は一部お土産屋さんにも売っていますが、ここは「どこそこへは何番のマルシュが行きますか?」と地元民にてっとり早く訊くのが正解。慣れてくるとフロントガラス、サイドガラスに立てかけてある看板(行き先が細かーく記されている!)を目安にマルシュを選ぶことができます。

 マルシュを停めたいときは道路の脇に立ちスチャっと手を横に出すと、それを合図に自分の前で止まります。本当は、バス停での乗り降りが規則らしいのですが...実際はお構いなし、ルート上であれば乗りたいところで乗り、降りたいところで降りることができます。便利!

 乗車の際に運転手さん(もしくは助手)に5ソムを渡して、車内へ。混んでいて運転席の近くに立っていると、後からいきなりにょきっと手が伸びてきてお金を手渡されることがあります。そんなときは焦らず「何人分?」と聞き返し、運転手さんにお金を手渡しましょう。お釣りの伝達も忘れずに。

 車内は座席が15席程度に、天井サイド近くに立ち乗車者が摑まるための金属製のポールが取り付けられています。時間帯、季節によっては本当に車内がきゅうきゅうのすし詰め状態になります。感心なのは、お年寄りやこども連れが乗車すると誰彼問わず、皆すっと席を譲ること。譲られる側も「当たり前」のことなどでお礼さえ言わないこともしばしば。譲る側のマナーは、日本の若者にも見習って欲しいと思います。

 目的地が近付いたら、降りる準備を。出入り口の近くにいき、運転手に「どこそこで止まって下さい」と素早くはっきり告げましょう。素敵な運転手さんならば「ハラショ(了解)」と渋い声で頷いてくれます。

 以上が市内マルシュルートカ事情ですが、市外キルギス主要都市への長距離マルシュにも、また違った魅力が満載です。乗客は人だけでなく、山羊、羊、アヒル・鶏の雛・・・。後ろに積まれた山羊に、荷物に取り付けていた名札を食べられた先輩隊員もいました。

 こんな便利な乗り物があるお陰ですっかり運動不足な今日この頃。これからは散歩の季節です!

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市内を走るマルシュ

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イシククリ湖ゆき長距離マルシュと父

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テレビ付き高級長距離マルシュ


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