わたしのお気に入り「ガンブルゲル」
ファースト・フードは好きですか?キルギスには、日本にたくさんあるような、ファースト・フード店はあまりありません。けれど首都や地方都市には、スタンド形式のファースト・フードのお店がたくさんあります。昼食時には、学生や若い社会人の方々が、列をつくって並びます。
お店には,様々なファースト・フードがあります。その中で常に人気topかつわたしのお気に入りなのは、「ガンブルゲル」です。ガンブルゲルは、いわゆるハンバーガーです。「ガンブルゲル」という名前は、ドイツ語を起源にしています。ハンバーガーですが、ふつうは、日本のようなひき肉で作られたハンバーグは挟まりません。ガンブルゲル屋さんの店頭には、大きな肉の塊が常にグリルされながら回っています。
お客さんが来ると、店員さんはまずバンズをレンジで温めます。その間に、大きな包丁でよい具合に焼けた肉塊の外側をそぎ落とします。そして,温まったバンズに、スメタナ(ヨーグルトと生クリームの中間のようなソース)、コールスロー、肉、フライド・ポテト、トマト、ピクルスを詰め込み、最後にケチャップをかけます。とても手際が良くて、あっと言う間に出来上がります。具沢山でボリュームたっぷり。だいたいお値段は25ソム(80円くらい)です。
ガンブルゲルのほかにも、うすい丸い生地に具をくるむトルコのファースト・フード「シャールマ」や、丸めた三角形の生地にさまざまな具を入れて焼く「サムサ」などもあります。こんなところからも、キルギスが他民族国家であることをうかがい知ることができます。
昔かたぎのご年配の中には、「ガンブルゲルなんて若者の食べ物よ。あんな、なんでもかんでも一緒に食べるようなやつは、わたしは嫌いだね」と言う方もいますが、手軽でおいしいガンブルゲルは、わたしのお腹も心も幸せに満たしてくれる、最強のファースト・フードなのです。

うたい文句は「早くて旨い」

肉をそぎ落としています

ガンブルゲル