第三国研修の準備裏話─ランチのアレンジ─

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 私が勤務するプロジェクト実施機関(天然資源省鉱物資源調査・探査総局)のスタッフは、5月1日から実施される第三国研修(注釈参照)(リモートセンシングとGIS)に向けて大忙しです。
 トルコ近隣12カ国から22名の参加があり研修は約1カ月続きます。特に研修の内容が地質分野に関係するため、1週間の野外調査も含まれています。そのため、計画された調査コースの道路コンディション、所要時間、宿泊先ホテル、昼食の場所などを決めるための事前調査を、4月上旬にプロジェクトのスタッフと共に行いました。特に心配したのが昼食のアレンジです。調査地周辺は人里離れたところにあるからです。
 ある調査地では、1つの看板を頼りにレストランを見つけました。それがニジマスを出す魚料理のレストラン。このレストランは変わっていて、迷彩服に黒ブーツを履いた男性2人が経営していました。コックと給仕が野戦の合間にレストランを開いているというような按配です。メニューにもチョイスがなくニジマスのフライ一品のみ。ところが、これが大変な美味でした。雪山からの水を引いてプールを作り、そこに魚を放流、水温が4度しかないので魚が新鮮とのコック談。このレストランはもちろん研修での昼食先に決まりました。
 別の野外調査地では、村の農家の前に車を止めさせてもらい調査をしました。ちょうど昼ごろ調査が終わったので、その農家のおばさんがお茶でもどうぞと言って、お茶のほかにも手作りのヨーグルト、チーズ、パン、杏のジャム、羊のひき肉料理などを出してくれました。これはいい昼食になるとのことで、結局、このおばさんと交渉し、農家の庭での昼食もスケジュールに加わることになりました。5月の研修では、研修員はトルコのローカルな料理に舌鼓を打つことでしょう。
(注釈)JICAの研修プログラムの1つで、相手国が、日本の資金的、技術的支援を受けて、近隣諸国などから研修員を招いて、各国の現地事情により適合した技術研修を実施する。

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この雪山の水が美味しいニジマスを育む

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農家の素朴なスローフード

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調査地で


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