アカバマラソン"優勝"記

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 私は昨年12月5日、ヨルダン南端、紅海に面した港湾とリゾートの町アカバで開催されたアカバマラソンに参加し、ハーフ(21km)を走った。由緒ある大会であるが、今回の参加者は全体で709人と少なかった。このマラソンは距離別・男女別の3位までの他に、年齢別4区分の各1位にもトロフィーが授与される。私は55歳以上の部に参加した。


 私はハーフを走るのは初めてであり完走できるかどうか不安があったが、コースはスタートから約3分の2が下り坂で思ったより走れたので、ペース配分も分からず飛ばした。7km地点の通過タイムが34分だったから、2時間は軽く切れると高をくくっていた。ところが14km辺りからコースがフラットになると、歩いているような走りになってしまった。見物の子供たちが面白がって私に並走してきて、しばらくはからかわれ状態で走っていた。その後も下り坂で飛ばし過ぎた負担が膝にきて、やっとのことでゴールすると、タイムは2時間3分台。3時間後に表彰式があったが、「自分には関係無い」と脚を引きずって家に帰った。


 2月中旬に、懲りもせず4月の死海マラソンにエントリーすべくマラソン協会ホームページにアクセスすると、アカバマラソンの記録が載っていた。それによると、何と!私は部門優勝ではないか!!同部門は他には英国人2人だけだったが...。トロフィーを受け取れる期間は過ぎていたものの、協会に電話し交渉したところ、トロフィーの授与が決定した。ナショナルイベント的なマラソンで、この平凡なタイムで1位とはアカバ以外ではあり得ないことであろう。しかしアカバの名誉のために紹介すると、ハーフ全体の優勝記録は1時間7分台とそれなりのものではある。後日、職場にトロフィーとチョコレートを持って行き、遅ればせながら"優勝"を報告し、皆の祝福を受けた。


 今回の例で言うと、フル(マラソン)の男性55歳以上部門は参加者ゼロだった。このクラスは次回も狙い目であろう。次回はもっと練習して、フルに参加し規定の5時間以内でゴールでき、参加者が1人であればまた"優勝"。2階級制覇である(取らぬ狸の皮算用、ハハハ)。誰でも参加できるアカバマラソン、皆さんも参加してみてはどうですか?

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フルとハーフのスタート:アカバマラソンのホームページ「ギャラリー」から(使用承諾取得済)

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優勝証明書とトロフィー

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スキューバダイビングのできるリゾートとして名高いアカバ(紅海アカバ湾)


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