マダバユース写真コンテスト
2009年5月2日、ヨルダン、マダバ市の観光案内所であるビジターセンターにおいて、マダバユースセンターのメンバーによる、第2回マダバユース写真コンテストの表彰式が開催されました。
マダバ市には現在、青少年高等評議会管轄のユースセンターが7センターあり、そのうち3センターに青年海外協力隊員とアメリカの国際ボランティア活動機関、米国平和部隊(ピースコー)のボランティアが所属しています。ユースセンターは、児童館のようなところですが、対象年齢は12歳から24歳までで、男女でセンターが分かれています。私は、2007年から今年の6月まで、マダバ女子センターに勤務しています。
マダバは、旧約聖書にメディバとして描かれ、出エジプトをなしとげたモーセが、一人だけヨルダン川を越えてイスラエルに入れず、その生涯を終えた場所とされています。他にも多くの重要な歴史史跡、観光スポットがあり、毎年、世界中から観光客が訪れています。よって、このマダバユース写真コンテストは、若者の芸術活動の促進と、地域コミュニティへの理解を深めるという二重の目的をもっており、マダバ市役所、観光協会などと協力して、企画、運営をしてきました。また、コンテストに参加した若者は、これらの歴史史跡の写真撮影を行うだけではなく、地域の環境や、観光の経済効果についても勉強をしました。
撮影場所は、死海が一望できる「死海パノラマ」、世界遺産の「ウンム・アル・ラサース」そして、死海に注ぐ渓流「ワディ・ヒダーン」です。
私が勤務するマダバ女子センターとピースコーの勤務するマダバ男子センター、そしてハニーナ女子センターの3センターから15名の若者たちが、この写真撮影に参加しました。一次選考を通過した15枚の写真は、マダバビジターセンターに展示され、現地の人や観光客の100票を越える投票によって、3枚に絞られ、3名の入賞者が決まりました。
表彰式では、カメラと出品写真が贈呈され、山梨県笛吹市から送られた鍵盤付きハーモニカで国歌が演奏されました。さらに、マダバ女子センターの女の子たちと協力隊員による「よさこいソーラン」も披露されました。
女の子たちは、1ヵ月近く練習をし、また、協力隊員も各地からマダバに集まり、休日返上で、リハーサル練習に取り組みました。この努力の成果が実って、会場は大盛況、写真コンテストは大成功、に終わりました!

5月18日に「死海パノラマ」を撮影

5月2日 表彰式での「よさこいソーラン」披露の様子

5月2日 表彰式での「よさこいソーラン」披露。1ヵ月におよぶ練習の努力が実り、大盛況だった

第1回マダバユース写真コンテスト入賞作品のひとつ「ネボ山」(ハニーナ男子センターのメンバーの作品)

第2回マダバユース写真コンテスト入賞作品のひとつ「死海パノラマ」(マダバ女子センターのメンバーの作品)