笑顔があふれるプログラム

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私は現在、ミクロネシア・ヤップ州にある公立高校で日本語を教えています。ミクロネシアはポンペイ州をはじめ、ヤップ州、コスラエ州、チューク州の四つの州から成り、それぞれの州によって言語も気候も景色もがらりと変わります。


私が派遣されているヤップ州はその中でも南国色が非常に強く、きれいな海と青い空、ココナツの木に囲まれたとてもきれいな島です。このような素晴らしい環境の中で日本語を教えることになった私ですが、とても苦労したことがあります。それは「物がそろわない」ことでした。


日本の文化を紹介するための材料集めがこの島では非常に困難です。赴任後に知った「世界の笑顔のために」プログラム。これが私の活動をより充実したものへと変えてくれました。日本からのボランティアによる物品の無償提供です。


これまでに提供していただいた物品は、浴衣、柔道着、書道具、絵本100冊と、日本文化紹介には欠かせないものばかりです。異文化に触れることで生徒たちの日本語への興味も倍増され、より充実した授業ができるようになりました。また、生徒たちに浴衣や柔道着を着せては写真を撮り、プリントしてプレゼントするとすごく喜んでくれます。ヤップのお祭りでも浴衣コーナーを設け、多くの人が試着し大きな笑顔を見せてくれました。


また、書道を通して文字への関心が生まれ、ひらがななどの練習を楽しんでするようになりました。絵本は英訳し、教室に置いていつでも読めるようにしています。ヤップには本屋がありません。絵本を通して知る日本の礼儀や道徳観、ストーリーは彼らにとってとても新鮮で、小さな子ども向けの本でも楽しんで読んでいます。


「異文化を通じて彼らの視野を広げていく」という赴任前の目標がこのプログラムを通して予想以上に実現しています。協力隊の活動は決して一人の力では成り立ちません。物品提供をしていただいた皆さまに心から感謝し、残り半年の任期をさらに充実した活動へつなげていきたいと思います。


※「世界の笑顔のために」は、開発途上国で必要な教育、福祉、スポーツ、文化などの関連物品を年2回日本国内で募集し、派遣中のJICAボランティアを通じて各国に届けるプログラム(広報室)

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柔道着が気に入って毎日着ている生徒

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寄付された絵本と一緒に

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みんな上手にできました


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寄付された浴衣に大喜び

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人生初の習字に挑戦!!

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